70年後も旅行に行ってみたい(財政指針)

人生の夢や目標をかなえるためにと、学資資金や住宅資金など様々な資金計画を立てる人々がいます。

これが家族のことを思い描きながらの計画であれば、その家族はこれほど冥利に尽きることはないでしょう。

 「3ヶ月後に海外旅行に行きたいから、どれだけバイトすればいいかな?」なんて考えながらシフトを組む大学生。

学資ローンに比べたら小さい目標であるとしても、立派な資金計画です。

目次

海外ではIFI

 財政健全化に向けた取り組みとして、政府から独立して長期的な財政の見通しを行う「独立財政機関(略称:IFI)の設立が諸外国で相次いでいます。

 独立財政機関(以下「IFI」)は中立的な観点から財政状況を把握し、ときには政府への提言をも行う機関です。

 世界で初めて設立されたのは1936年のベルギー。

 その後21世紀に入って以降、導入する国が増えていきました。

どうかお恵みを

宮坂さんのお父さんの現役時代はサラリーマンでした。

60歳で定年退職して、今の収入は年金だけです。

宮坂さんはお父さんに訊いてみました。

宮坂さん

宮坂さん「パパ、今受給している年金って月額だといくら?」

宮パパ

宮パパ「月額だと10万円ぐらいかな?」

宮坂さん

現役の時の試算と同じぐらいになってる?

宮パパ

うるさいなぁ

宮パパ

試算なんかするか

宮パパ

お国からのお恵みなんだから文句を言うな

宮パパ

当分は大丈夫だ

宮坂さん

だからうちは貧乏なんだ

日本全体としてもできることはないか

 現在の時代のために行うべきだった「2024年を見据えた30年前」の財政政策で、何を実行するべきだったのかを考えてみてください。

 そして30年後の世代になったつもりで、「30年後を見据えた2024年」の財政政策も同じように何を実行すべきかを考えてみてください。

 以前の政策に立ち返って、その時どう実行すべきだったの(もしくはするべき)かを議論する考え方がフューチャー・デザインです。

 いつの時代でも30年後の未来を思っての政策を論じるのは理解を得難いでしょう。

 どうしても目先の安定に目が行ってしまいます。それは個人やいち家族の域においても。

 岩手県の矢巾町(やはばちょう)では今後70年間の水道管の更新のためにと、住民のワークショップから水道料金の6%引き上げを提案。 その年のうちに値上げが実行されました。

 自分たちが考えるとしたら、まずは「70年後の海外旅行」のように将来を見据えたきっかけ作りからですね。きっと生き方が前向きになります。

出典: 岩手県矢巾町 スライド 1 (iwate-eco.jp)

   財務省02.pdf (mof.go.jp)

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