頻発する山火事の原因

 最近は山火事のニュースが続いています。

 そんなニュースのたびにどうしてこんな山火事になってしまうのか、どんな原因があるのかと考えさせられます。

 ただ不思議なことに、人為的な原因が多いというイメージは持っていませんでした。

 実際は9割以上が人為的なもののようです。

目次

たしかにここ数日は乾燥気味

 山火事の原因は大きく分けて2つあり、たき火・火入れ・たばこ・キャンプ・農作業・枯草焼きは必ず防ぐことのできる人為的な原因です。

 そして火の手がない自然的な原因でも山火事は起こると言われています。

 春先は空気が乾燥しやすく山火事が起こりやすい時期で、特に今年は全国的に降水量が少なく乾燥した状態が続いています。

 乾燥した枯れ葉や枯れ枝は太陽光などで高温になり、強風によって摩擦が発生すれば自然に発火してしまいます。

 さらに強風は火災を広範囲に拡大させる要因にもなります。

 摩擦による発火以外にありえるのは落雷によるものですが、落雷自体が稀です。

☆農林水産省林野庁「山火事の直接的な原因にはどのようなものがあるの?」 https://www.rinya.maff.go.jp/j/hogo/yamakaji/con_3.htm

近年の傾向

 自然的に起こる原因は昔に比べて現在はより起こりやすくなっており、①から⑤が繰り返されている状況です。

①(原因のいかんに関わらず)山火事が起こることによって森林が減少します。
②森林から作られる酸素の量が減ってしまい、温室効果ガスの一種である二酸化炭素が増えます。
③温室効果ガスが増えれば地球温暖化が進行します。
④気温の上昇や気候変動により雨量が減り、干ばつにより乾燥が起こりやすくなります。
⑤乾燥した枯れ葉や枯れ枝が太陽光などで高温になり、自然発火が起こります。

 現在は上のような地球温暖化や気候変動の影響を受けて山火事が発生・深刻化するように、山火事も地球温暖化や気候変動に影響を与えているという悪循環に陥っているのです。

 山火事や地球温暖化を抑えるためには、まずはこの5つの項目のどれかを食い止めなければなりません。

gooddoマガジン|社会課題やSDGsに...

自然的原因は逃げ口上

 3月25日現在で鎮火されていない今治市・岡山市・宮崎市の山火事においても、太陽光や摩擦による自然発火だけが原因とは考えにくい状況です。

 各方面のニュースを見ても、原因が人為的なのか自然なものなのかはまったく判断がついていません。

 最近の山火事の原因がたき火だったとしても、もっと考えなければならないことは犯人探しではなさそうです。

 自然発火が原因だとしても、遡っていけば「人為的原因ではない」とは言い切れませんから。

☆日テレNEWS NNN「山火事3~4月に多発」 https://news.ntv.co.jp/category/society/2a0a40995014443b874fcded89a719e5

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次