ニューヨーク・タイムズが今月発表した「2025年に行きたい52の場所」に富山市と大阪市が選ばれました。
去年の1月には山口市が「2024年に行きたい52の場所」に選ばれています。
山口市は日本の本州最西端に位置する山口県の県庁所在地です。
県のほぼ中央にあり、歴史と自然が調和した美しい街です。
☆The New York Times「52 Places to go in 2025」 富山市と大阪市 https://www.nytimes.com/interactive/2025/travel/places-to-travel-destinations-2025.html
☆The New York Times「52 Places to go in 2024」 山口市 https://www.nytimes.com/interactive/2024/travel/places-to-travel-destinations-2024.html?searchResultPosition=6
(ブラウザの翻訳機能をお使いください)
歴史を感じる

山口市の象徴ともいえる瑠璃光寺五重塔は室町時代に建てられて以来、日本三名塔の一つに数えられています。
美しい庭園に囲まれたその佇まいは見る人を癒してくれます。
夜間にはライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。
京都と同じく山口でも600年続く祇園祭は、毎年7月に開催。
京都の祇園祭を手本とする、夏の疫病退散を祈願する祭りです。
温浴と森林浴とそして鳥の息吹きも



山口市は温泉地としても有名です。
湯田温泉は古くから知られる温泉地で、美肌の湯としても人気があります。
足湯も点在しているため気軽に立ち寄れます。
山が好きな方は長門峡(ちょうもんきょう)を訪れるのがおすすめです。
四季折々の美しい景色が広がり、特に秋の紅葉シーズンは絶景です。
遊歩道が整備されているので、初心者でも安心してハイキングが楽しめます。
山口市中心部から瀬戸内海側に足を伸ばすと、きらら浜自然観察公園があります。
浜に生息する野鳥や渡り鳥を中心とした、たくさんの生きものを身近に観察できる公園です。
バードウォッチングの他にも、四季を通じてのさまざまな生き物を観察することができます。
ご当地グルメ


山口のご当地グルメといえば、まずは瓦そばです。
熱した瓦の上で茶そばを焼いて甘辛いつゆでいただく大胆でユニークな料理です。
そして全国的にも有名な和菓子ういろうがあります。
モチモチとした食感と上品な甘さが特徴でお土産にぴったりです。
穏やかにゆったりと
ニューヨークタイムズで「2024年に行きたい」に推薦したライターのクレイグ・モッド氏は山口市を「西の京都」と称し、以下のように高く評価しています。
「観光公害の少ないコンパクトシティと言える山口市は、過度な観光客による混雑が少なく落ち着いた雰囲気の中で観光を楽しめる点が魅力である」と。
山口市は歴史・自然・食文化が豊かで、訪れる人々を温かく迎えてくれる街です。
一歩踏み入れるだけで心が穏やかになり、充実した時間を過ごせることでしょう。
忙しい日常から離れ、山口市でゆったりとしたひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?