本が身近にたくさんある生活は嫌いではありません。
必要な仕事はしつつも、本をたくさん読んで勉強をしないと仕事が続かなくなります。
だから本がたくさん積まれている状況は仕方のないこと。
私にとっては「ニワトリが先か?卵が先か?」から派生した「仕事が先か?読書(勉強)が先か?」なのです。
積んでいてもいいのです
積読本は自分が興味を持ったテーマや分野のいわば軌跡です。
「今は読めていなくてもいずれは読むだろう」という意識が、好奇心を絶やさない原動力になります。
積読本があることで、すぐにピッタリの一冊を手に取ることができるからです。
ストレスにもなり得る
本を買うことは、自己投資の一環として心理的な満足感を与えてくれます。
ただ積読本が増え過ぎると、こんなに買ったのに読めていないという罪悪感がプレッシャーになってしまいます。
物理的にもスペースを圧迫して、整理が大変に。手元にどんな本があるのか把握ができなくなります。
本を得ることが「読むため」ではなく「買うため」「積むため」になってしまい、本来の読書の楽しみを損ねるでしょう。
積み上げたものぶっ壊して🎵
気分や状況によって読みたい本は変わります。
いったん積読本を見直して、あらためて本当に読みたい本だけを残すようにしましょう。
あえて手放すことで心がスッキリします。
そして読んでいく計画を立てることで、積読の山が小さくなっていく達成感が得られます。
一日10分読むなどのルールを設けると無理がありません。
マンガ好きなオイシイお客さん
宮坂さんはふらり書店に入ったら最後、マンガを必ず3冊は衝動買いしてしまうそうです。
書店が減ってきている昨今、書店にとってはいいお客さんです。
最近は、いざ書店に入ってしまうと積読本が増えるのが怖いと言っています。
もし積読本になっているとしても、必ずしも買うのをあきらめる必要はありません。
積読の状態をうまく管理して活用すれば、読書習慣や知的好奇心を維持できます。
ただし、読まないことにストレスを感じる場合や買いすぎて生活に影響が出る場合には見直しが必要です。
物理的なスペースのことを考えるなら電子書籍もありますが、電子書籍であっても買いすぎには注意してくださいね。
自分が心地よい形で本と向き合い、読書の楽しみを存分に味わいましょう。