肩がこるのはずっと悪い姿勢でいるからです。
子供は本来長い時間を同じ姿勢で過ごすことが少ないため、そうすることで肩こりを回避することができています。
いまどきこんな子はいないか
宮坂さんには4歳になる息子がいます。
親子でショッピングモールに行くと知り合いに会うことが多いようで、その度についつい話し込んでしまいます。
「この子は目を離したらすぐ、どこへ行ってしまうかわからない」という心配がありましたので「おとなしくお椅子に座っていなさい」とやさしく言いつけて、息子をすぐ近くにある休憩用のソファーに座らせました。
大人の事情で30分も待たせてしまいましたが、なんとその息子はちゃんとおとなしく待っていたのです。
「なんて辛抱強い子なのだろう」と感心していた矢先に聞いた一言目は「肩こったー!」と。
こんなことを冗談で言えるのなら将来有望ですが、本当に肩がこっているのならこれほどかわいそうな話はありません。さらには、子供を虐待していると言われても致し方ありません。
公園の整備が住宅の増加に追いついていないのか
柔道整復師の當銘梨沙さんによると、子供でも肩こりは起こりうるようです。
ソファーで寝転がったり、背中を丸めたりと同じ姿勢で長時間ゲームやスマートフォンを見ていることで肩付近の筋肉に徐々に疲れが溜まり、こり固まってしまいます。
ゲームやスマートフォンをやめて外に遊びに行こうにも、小学生くらいの子供が遊ぶ公園が特に都会では少なく、運動不足の要因になります。
塾通いや受験勉強で多忙な中学生や高校生も同様に、運動不足から血行不良を招きます。
そして、通学時の荷物も重たいのです。
ランドセルやリュックに入れないといけない物は、教科書・ノート・タブレット・水筒などたくさんあります。
部活で使うのだろうと見受けられる大きなバッグを担いでいる学生もまた大変そうです。
もう成人病とは言えません
肩こりは重症化すると頭痛を発症させて、集中力や内臓機能が低下します。
十分な入浴をさせることや姿勢を改善させるためのマッサージ方法を、すでに肩こりなどに苦しんでいる大人が身をもってしっかり伝えて若いうちに解消させてあげましょう。
下に解消方法が紹介されていますので、ぜひご覧ください。