先日参加したイベントの慰労会の後の二次会で、数年ぶりにカラオケのマイクを握りました。
たしか歌ったのは5曲ほどです。悲しいかな古い曲ばかりでしたけど。
今回もつい頑張り過ぎたので、予想通り翌朝の声がかすれてしまっていました。
声帯の酷使

声が出なくなったりかすれたりする原因は、主に声帯の異常によるものです。
声帯は喉の奥にある2枚のひだで、これが振動することで声が出ます。
カラオケで歌い過ぎたり話し過ぎたりして無理な発声をすると、声帯の粘膜が傷ついて振動しにくくなってしまいます。
ひどい時には小さなこぶ(結節)や腫瘍(ポリープ)ができて、ひだが正常に閉じなくなってしまいます。
カラオケ以外でも
空調の乾燥した中で過度に喉を酷使すると粘膜が乾きます。
そこで風邪やインフルエンザに感染すると急性喉頭炎を患い、炎症を起こし声帯が腫れてしまいます。
食生活が乱れてストレスや胃酸過多になると、胃酸を逆流させて逆流性食道炎を引き起こします。
ストレス・脳神経の異常・手術後の後遺症などで声帯を動かす神経が正常に働かず、声が出なくなることもあります。
プーさんのはちみつでセルフケア

ささやき声であっても無理に話さずに声帯を休ませてください。
加湿器で蒸気を吸入して、飲料で水分を摂りましょう。
のど飴やハチミツを摂ることで喉を保護できます。
辛い食べ物・アルコール・喫煙のような刺激は避けましょう。
こういった喉の状態をしっかりケアすると、きっと回復が早くなります。
もし一週間以上治らない場合や痛みがある場合は病院を受診しましょう。
気持ちはミュージシャン

私と同行した宮坂さんは、どうやって本人のように歌い上げるかということに心血を注いでいました。
音を外してしまうなんてことがあるともう本当に悔しがり、できるだけ本人のイメージに限りなく寄り添って歌わなければならないと思っています。
だからといって本人のものまねをしたいわけではなく、歌っている本人の気持ちにあくまで共感することを目指しているのです。
いまだかつてこんなことを考えながらカラオケに行く人を私は知りません。
お酒を飲んだ後にカラオケを楽しもうという方々に対して気を付けていただきたいことが書いてあるサイトを見つけました。
「水分補給に心がける」など、私もこのようなことに気を付けていきたいと思います。
☆カラファン「お酒を飲んでカラオケに行くときに知っておくと役立つ7つのポイント」 https://karafan.jp/karaoke-osake7point/