「心」と「必」の書き方がいまだに理解できていません。
書き順の説明を文章にすることは難しいので、下のサイトを見てください。
「心」… https://kakijun.com/c/5fc3.html
「必」… https://kakijun.com/c/5fc5.html
このサイトによると、どちらも小学校で習う漢字とのこと。
どうせ点か線かが1個多いか少ないかだけだろうという覚え方をしていたおかげで、どちらの漢字も頭の中で原型が留められていません。
今からでも漢字の練習帳に10回は書いて覚えなければ、少なくとも「心」がいつまでも汚いままです。
紫式部は字も達筆
(劇中では、この画像よりももっと丁寧に書かれています。)
大河ドラマ「光る君へ」に出演している吉高由里子さんは左利き。ですが劇中では右手で物語を書いています。
書いているシーンもカメラが引いた状態でしっかり映し出されているので、本当に本人が書いています。
とても美しく書かれていて、もしかしたら本物の紫式部もこんなふうに書いていたのかなと思わせてくれます。
さすがは大河ドラマの主演女優!
私も利き手を失いました
小学生6歳の時分、家には灯油ストーブがありました。上部にヤカンを載せてお湯が沸かせるような形態です。
3DKの市営住宅に住んでおり、キッチンと居間の間に置いてどちらの部屋も暖まるようにしていました。
ストーブが無ければ、行き来できる幅は1メートルぐらい。
そこにストーブが鎮座していると、通れる幅は狭くなります。
私はその狭い隙間で右手を横に広げた後、なぜか「気をつけ!」を。
「気をつけ!」は手を足の側面に合わせる動作です。
その振り下ろされた右手は私の足にではなく、勢いよくヤカンの指定席へ。
「うぎゃー!」
おかげさまで今は治ってます
やけどが完治するまでの1〜2ヶ月は利き手の右手は包帯でぐるぐる巻き。指5本とも先端が若干動くのみでした。
利き手は否応なしに左へ変更。
思い出せるのは算数の授業でのことです。お金の足し算と引き算の式を利き手でない左手でノートに書きました。
利き手でさえ鉛筆の握り方が怪しい頃でしたので左手で正しく鉛筆を握れるわけがなく、左手5本の指で普通に握るしかありません。
100円玉や10円玉などの硬貨を思い描きながら手書きの算式にしてそして計算する、その式は字が薄くて線はヨレヨレ。
おかげで算式を書き終わる前に暗算が先に終わってしまい、辛い算数の授業でした。
利き手を変えることは簡単ではないはず
吉高由里子さんも然り。
野球のバッターが右打ちから左打ちに変更しようとするのは1塁に早く到達するため。そしてピッチャーからの投球を見やすい位置で打ちたいため。
右利きの人と左利きの人はその割合が違うだけで、他に優劣に差はないと思います。
それなのに右と左の変換を求められてそれに応えることはそう簡単なことではなく、それをちゃんとこなす人たちがいることに感動を覚えます。