私と宮坂さんは同じビルに事務所を構えているにも関わらず、挨拶する以外ではあまり顔を合わせることはありません。
私はしがない一個人事業者。
そして宮坂さんは中堅企業の役員の一人であり、そこの支店長。
社長さんも滅多に来られない中、宮坂支店長は立派に部下をまとめていらっしゃいます。
私は、部下としての事務員を何人も抱えている宮坂支店長にいつも感心させられています。
あなたは部下の鑑だ

あなたが上司の立場として、もしこんな部下がいたらとても仕事がやりやすくなるでしょう。
○常に状況を把握し必要な情報を迅速かつ正確に伝えてくれる。古い表現で言うと「報告・連絡・相談(ほうれん草)」です。
○あなたの指示を正確に理解し、期日までに責任を持って実行。
○現状に満足せず常に改善点を探し、積極的に提案。
○常に高い倫理観を持ち、責任感を持って業務に取り組む。
○業務上知り得た情報の機密性を厳守。
上司は部下の盾に

しかし宮坂支店長でもたまにやってくる社長には頭が上がらないようです。
宮坂さんが社長からの叱責を受けている状況は、それが聞こえてくる私の心の中で察してあまり有る気持ちになります。
もしかしたら部下の皆さんも同じことを考えているかもしれません。
上司である宮坂支店長のこの状況はチーム全体の雰囲気にも影響を与えます。
そのような状況でも宮坂さんは業務を遂行しようと努めており、その姿に部下の方々は尊敬の念を抱かせていくでしょう。
部下の方々には「何かできることはないか」と常に考え、宮坂さんの力になろうとする気持ちが働いて欲しいところです。
部下としての振る舞い方
まずは上司の気持ちに寄り添うことが大切です。
上司の業務負担を軽減できるよう、積極的に業務を引き受けてください。
冷静に普段通りの態度で接する事で安心感を与えることもできます。
もし上司が叱責されている原因がチームの業務に関わることである場合は、情報収集に努め上司と共有しましょう。
一対一での会話の機会があれば話を聞くことに徹し、共感を示してください。
問題解決に繋がる情報や改善策を提案することも有効です。
☆ダイヤモンドオンライン「上司をマネジメントする」 https://diamond.jp/articles/-/13056
上司をマネジメント

宮坂支店長の部下には積極的に提案をしては失敗ばかりしている社員がいます。
その部下を守るために、宮坂支店長は叱責を受けていたのです。
こんなに頑張っている宮坂支店長の周囲に、悪い噂話を広めたり詮索したりすることは絶対にしてはいけません。組織全体を閉鎖的なものに変えてしまいます。
詮索をしたり責任を押し付けるだけではなく「部下が上司をマネジメントする」ということはとても難しいことですが、そういった考え方は今よりももう少し広がってもいいように思います。