また、いつぞやに届いた迷惑メールです。
(件名)寝ていても目的地に着く~児童運転システム~
(本文)おきゃくさんどちらまで?
しんおおさかね。
ぶぅーん、ぶぅーん、ぷっぷー。
はい、せんごひゃくえんやね。
どういう意味かは決して考えないでください。
リンクアドレスもどんなところに誘導されるかまったく検討がつきません。やっぱり迷惑メールは怖いですね。
アクセルを踏む確率が50%から10%に激減
もう8年以上も前の記事ですから、もしかしたら技術が進んで虚構でなくなっているかもしれません。
当時の記事によると、アクセルとブレーキの踏み間違い事故を防ぐ新しい運転システム「ブレーキスルー」が開発されたとのこと。
乗用車のアクセルペダルの周囲に計9本のブレーキペダルを配置。
どれか1つを踏めばブレーキがかかります。
9本のブレーキが全て連動しているということは、つながっているということなのでしょう。
☆虚構新聞「アクセル踏み間違い率5分の1に 新型ペダル装置開発」 https://kyoko-np.net/2016111501.html
楽器からの発想

ブレーキスルーのシステムは、オルガンの下部にある鍵盤から着想を得たそうです。
手で弾く鍵盤とは別に、足元にあるドレミファソラシの白鍵と黒鍵合計13鍵を一つずつ踏んで音を出します。
楽器に限定するとハープやティンパニにもペダルがあり、足で音階を変えることができます。

これは音階ではありませんが、バスドラムは足裏全体でペダルを押して連結されているハンマーで鼓面を叩いて音を出します。
☆サウンドハウス「ドラムペダルの選び方」 https://www.soundhouse.co.jp/howto/drum/pedal/
ゴーカートで楽しくお勉強

福岡市内にある貝塚公園という公園には、小学生が交通安全を学ぶためにゴーカートで周回できるコースがあります。
コースの途中には信号・横断歩道・踏切に加えて様々な交通標識もありますから、自らがゴーカートを運転することで交通ルールの勉強になるのです。
そのゴーカートの足元にあるのはペダルというより「ボタン」のようなものがひとつだけ。この「ボタン」はブレーキです。
指導員のおじさんが車体後部にあるエンジンをかけた後に車体を前に押し出しますので、ペダルを踏んでいなければ一定のスピードで走り出します。
今になって考えると、とても不思議な作りをしていたなと思い出すことができます。
夢のノーアクセルカー
そしてこの虚構新聞の記事の最後にはこう書かれています。
アクセルペダルを完全に排除することで踏み間違いを完全に無くすことができる「ノーアクセルカー」の開発も大手メーカーと共同で進めているとのこと。
しかし、私がキーキー喜びながら乗っていた貝塚公園のゴーカートはもう40年以上前からあったのです。
ノーアクセルの電気自動車なんて車ができたら、40年前の感覚で楽しく運転できそうです。
☆福岡市東区「貝塚公園のゴーカートの営業について」 https://www.city.fukuoka.lg.jp/higashiku/ijikanri/annai-oshirase/kaiduka_go-kart.html