社会人になってまだ数ヶ月の宮坂さんは、職場の先輩たちと一緒にとあるゴルフ場のコースを回ることになりました。
ちゃんと18ホールある、列記としたゴルフ場のコースです。
それまではゴルフの練習さえしたことがありません。
いくら何でも練習しないままでコースに出るわけにはいけないだろうと、連日打ちっぱなしの練習場に通います。
ちゃんと先輩たちについていけるほどには上達しておかないといけません。
ただし、練習を続けていればだんだん手に豆ができるなんてことは当たり前。
あまりに手の豆が痛くて、握っていたアイアンが練習場の2階からすっぽ抜けることもしばしば。

しかし今は「インドアゴルフ」というものがあります。
これがあれば屋外の練習場やコースよりもハードルが低く感じられるので、未経験なのに無理やり誘われた宮坂さんのような方でも始めやすいですよ!
インドアゴルフの楽しさはここにあり

足元には芝生やバンカーが用意されており、そこから前方にあるスクリーンにボールを打ち込むように作られています。
最低でもクラブを振るスペースとスクリーンが確保されていればいいので、街中のコンパクトなスペースにも多く立地されています。
ですから利用者は気軽に通うことができます。
屋内でプレイできるので、雨や風などの天候には左右されません。
もしあさっての方向にボールが飛んで見失ってしまっても、探しに走る必要はありません。
設置されているシミュレーターは「ボールスピード」「スピン量」「打ち出し角度」などを正確に測定できます。
スイングの改善のためにデータ分析してくれるので、弾道やスイングを数値化して改善できます。改善点のレッスンを受けられるところもあります。
スイング改善やデータ分析は、初心者でなくても上達のために活用できるでしょう。
☆NERD GOLF(千葉県流山市)「インドアゴルフ練習場の全てを理解する」 https://golf.nerd.co.jp/blogs/734
プロゴルファーもインドア
プロの選手もシーズンオフの時期はインドアで調整しています。
プロでも基本の反復練習を欠かしてはいけませんし、試合前にシミュレーターを使ってコースを予習しなければなりません。
最新のシミュレーターでは実際のコースを忠実に再現できるので、戦略を練るのにも使われています。
プロも使うレベルのツールがインドアゴルフ施設に導入されているからこそ、アマチュアでも最新のテクノロジーで練習できるのです。
いい風が吹いてきた

昔ながらの屋外ゴルフ練習場(打ちっぱなし)も、まだまだ必要な場面があります。
ドライバーや長いクラブの練習で実際の飛距離や風の影響を体感したいときには打ちっぱなしが向いています。
インドアゴルフと打ちっぱなしのそれぞれのメリットを考えて、うまく使い分けましょう。
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インドアゴルフはプロのツアーでも活用されています。
インドアゴルフで行われているアメリカフロリダ州のツアーに今月17日、日本のプロゴルファーの松山英樹選手が参加しました。
3人が1チームになって相手チームと争うルールの中で、松山選手のチームは惜しくも1打差で敗退したとのこと。
☆株式会社ALBA「TGLに松山英樹が初参戦」 https://www.alba.co.jp/articles/category/tour/pga/post/64nj_xc9ce/
野球のバッティングセンターのようなものも想像しましたが、スクリーンに向かってボールを打った後にその行方を見ることができるインドアゴルフとは、得られる醍醐味が全く違うと思います。
手の豆は仕方ないですがこのインドアゴルフなら、宮坂さんもゴルフの醍醐味を大いに味わえるでしょう。
散々走り回されて182という二十歳の頃の私の記録も、インドアゴルフで練習すれば150くらいには改善できるかな?