とっても税金の大好きな宮坂ZEI君は、今日も「ZEI君の税金クイズ」にチャレンジしています。
目次
帽子に課税
今回注目したのは帽子の問題でした。
「ロシア帝国のピュートル(ピーター)大帝は、帽子にまで税金をかける帽子税をつくった。」⚪︎か×か?
正答率は42%。まあまあ難しいレベルの問題のようです。
ただ、正解は確認していません。
このサイトでの問題は64問がランダムに出題され、特定の問題に巡り合うためには他の問題も解き続けなければならないからです。正解だけを探し出すこともできません。
☆国税庁「ZEI君の税金クイズ」 https://www.nta.go.jp/about/organization/kantoshinetsu/cgi-bin/quiz/score.cgi?act=rate Q26が帽子税の問題です。
裕福な人たちのための装飾品

ファクトチェックの意味も込めて、帽子への税金とはどんなものかを調べてみました。あまり一次情報とは言えませんが。
以下のニュースサイトによると、導入したのはピョートル大帝ではなく当時のイギリスの首相だったウィリアム・ピットとのこと。
課税の対象は「帽子を身につけている人」。
帽子は装飾品です。
裕福な人であれば高価な物をたくさん買いそろえるでしょうが、貧しい人は裕福な人に比べてそうたくさんは買えません。
この税の導入によって、販売する帽子屋は営業ライセンスを購入することを強いられました。
もしライセンスの購入規則を破ったり帽子を被っている人が脱税した場合は、罰金が科せられます。
税率は各個人の裕福さに添った、いわば累進課税の方式で決められていました。
☆Gigazine「古今東西のとんでもない税金いろいろ」 https://gigazine.net/news/20100825_bizarre_tax/
累進税率課税
現行の日本の所得税は、収入から必要経費・医療費・保険料などで控除が認められたものを差し引いた後の金額が大きければ大きいほど税率も上がっていきます。
上の金額(課税される所得金額)が1,949,000円までなら5%。
それより金額が大きいと税率も上がっていき、45%までの合計7段階に区分されています。
☆国税庁タックスアンサー No.2260「所得税の税率」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
こんな帽子にこそ課税しないと

皆さんはこんないかがわしい帽子を被って街を歩いたりはしないでくださいね。 当然、宮坂ZEI君もですよ! ☆オンラインストア Etsy「税金詐欺の帽子」 https://www.etsy.com/jp/listing/1298345848/shui-jn-zha-qno-mao-zi-mian-baii-cai-wu COMMIT TAX FRAUD(脱税しようぜ!)