前日は金融経済教育推進機構J-FLECのことを取り上げて、小学生やそれ以上の年齢層にもお金について勉強できるようにと教材が作られていることをご紹介しました。
しかし国税庁も負けてはいません。
国税庁ホームページにはずっと以前から「税の学習コーナー」が作られています。
「国税庁ホームページ」と言ってしまうとどれだけつまんないだろうというイメージがあるでしょうが、ここでも学年・年齢層に合わせてゲーム・クイズや教材が揃っています。 税の学習コーナー|国税庁
実際にやってみました
ゲーム「みんなで話し合って街をつくろう!」ではまず人口と予算を2パターンから選びます。
商店街と鉄道駅が先に配置されていますので、その街並みに合わせていろいろな施設を街に配置していきます。
特に何の考えもなく、施設リストから「映画館」「老人ホーム」「工場」を街にドラックして「完成」→「チェック」とクリックしてみました。
すると表示されたのは、快適な生活を送るための施設(公園・図書館・警察署等々)が足りないとのメッセージ。
足りないと言うのならその足りない施設を入れればいいのかと思いきや、早々に予算オーバー。予算を増やすか組み換えるかを選択します。
一度「完成」をクリックしてしまうとその配置の組み換えはあと1回しかできません。
私は予算内に必要な施設をうまく配置できなかったので、ゲームは最初の空き地の状態に戻されてしまいました。
このゲームは現実の行政並みに厳しいのです。
財務省にうんこ
財務省ホームページにもクイズがあります。
うんこ先生がいろいろなコメントをはさみながら、楽しく税金のことを説明してくれています。
PDFファイルの冊子もありますが印刷はできません。学校で学習する場合はタブレットなどを使ってご覧ください。
税の学習コーナー|国税庁からうんこ税金ドリル : 財務省にリンクが設定されています。
そうでなくても落ちる人はいますけど
「みんなで話し合って街をつくろう!」はひとりでクリアするのはとても大変です。
必要な施設の知識があったとしても、印刷などをして失敗例を振り返られるようにしないと街が発展していきません。
こんな失敗を繰り返していたら、政治家の重鎮である宮坂先生はきっと次の選挙で落選してしまうでしょう。
うんこ先生にしっかり学ばないと。