浅草は今も昔も賑やか

 今朝は4時過ぎに目が覚めました。

 大抵は二度寝したくなるこの時刻。

 念の為すんなり二度寝できるようにとラジオを流しながら目をつぶっていたら、浅草三社祭のことが話題になっていました。

☆NHKラジオ第一「ラジオ深夜便」(5月18日まで聴けます)

ラジオ深夜便 - NHK
▽インタビュー - ラジオ深夜便 ▽インタビュー「浅草の街に世代を越えて開かれた神社を!」浅草神社 宮司 土師幸士 ▽誕生日の花・番組予告
目次

3回も頼まれたらね

 番組の中でインタビューを受けていたのが、東京都台東区にある浅草(あさくさ)神社の宮司である土師幸士さん。

  宮司を引き受ける30年前は全く違う仕事を目指していました。

 しかし親戚から宮司になってほしいと3回も請われたことから、当時読んでいた三国志に出てくる「三顧之礼(さんこのれい)」に倣ってこれを引き受けたとのこと。

様々な舞踊や神輿の奉納

 この時期の浅草と言えば三社祭です。毎年5月の第3土曜日を中心にその前後3日間開催されます。

 奉納される舞踊や神輿がテレビなどでも大々的に報道されることが多いため、浅草に行ったことはなくても1年のうちでもっとも活気付くというイメージは大いに伝わっています。間違いなく東京の初夏を代表する風物詩の一つでしょう。

☆浅草神社「三社祭」 https://www.asakusajinja.jp/sanjamatsuri/index.html

初詣だけでは寂しい

 しかし地元住民で頻繁に参拝する人もいる中で、年に1度しか参拝しないという人も多いようです。

 そこで宮司の土師さんは「慰霊祭」や「奉祝祭」の他に年の後半を迎える7月に「夏詣」という行事を取り入れて、参拝客を増やそうと努力されています。

 西暦628年からおよそ1400年の歴史を受け継ぎつつ、まさにクリエイターのような発想の持ち主です。

☆浅草神社「年間祭典」 https://www.asakusajinja.jp/asakusajinja/yearly/index.html

観光客からの問い合わせ

なんで仏像しか獲れないんだろう?

 観光客からの問い合わせのうち、浅草三社祭の「三社」とは浅草神社とどこかと訊かれることが多いようです。

 浅草の場合は3つの社という意味ではなく、3人の御祭神を指すとのこと。

 何度も網にかかる人像に何かを感じて引き揚げた2人兄弟の漁師と、その人像を「聖観世音菩薩の仏像」と認識した当時の文化人とされる1人です。

☆浅草神社「浅草神社について・由緒」 https://www.asakusajinja.jp/asakusajinja/about/index.html

 福岡では10年くらい前まで「三社詣」というものがあり、その他の地域にも正月に3ヶ所を巡る習慣があったようです。
 私も両親に連れられて福岡市周辺の3つの神社を自家用車であったり観光ツアーバスで巡ったことがありますが、太宰府天満宮も含めてどこも大渋滞。とても疲れた思い出があります。

 それを思い出したらまた眠くなってしまいました。
 その後に目覚めたのは、ラジオのおやすみタイマーが切れてしばらくたった8時ごろ。
 平日とは違ってなんとも休日らしい、まったりとした日曜日の朝です。

 この動画も浅草を盛り上げる内容になっています。

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