人生相談と言ってしまうと、そんなことを受けてきたつもりもこれから受けていける自信もまだ私にはありません。
ただ、そういうことを仕事にしている人がいることも事実です。相談を受ける側は何らかの方向性を見出さなければなりません。
Chat GPTやってみて
2年ほど前に「Chat GPT」という人工知能が使われるようになりました。
調べてみると、質問に対しての回答や外国語の翻訳をしてくれる機能があると。
始まった頃にまだまだ学習能力が足りないと言われていたことを見越したうえで、私も試しに質問してみました。
「熊本西税務署ってどこにある?」って質問したら、熊本市中央区上通の歓楽街を示してくれました。きっと職員の行きつけのお店でもあったのでしょう。
目的特化型AI
会話の流れや文脈を理解することも、そして音声や画像からでも求められる処理ができるようになっていくと言われています。
その一方で、AIにそんなことができるわけがないだろうという意見もあります。
時代を遡って電卓やパソコンが初めて出現してきた時、そろばんにできることがこんな箱にできるわけがないと言われてきたでしょう。
現在は電卓やパソコンこそが当たり前になり、そして今はAIが注目されています。
AIは電卓やパソコンと同じく、その時代の道具でしかありません。
世間話なんてしていません
現職中の私は傾聴が過ぎていたようで、同僚よりも面接や電話にかかる時間が長いと言われてきました。
面接や電話の対応には電卓やパソコンを使ってきました。
結論や方向性を示すのに電卓やパソコンが必要なものと思っていたからです。
経営者の興味は帳簿ではない
DX(デジタルトランスフォーメーション)化が進むことによって、まず帳簿や税務の分野が簡潔になります。
相談する側もされる側も仕事を減らしていくことができ、経営に関する重要なことを考えていく人間同士の時間が増やせます。
これからAIはより臨機応変に仕事ができるようになっていくでしょう。
今は人間の真似をしているだけでも、人間の指示さえ的確に示していけばこれからはきっと役立つ存在になっていきます。
AIもどんどん勉強しています。
そんなAIとのコミュニケーションを大切にし、これまでの自分のリテラシー(能力)で得られた成功体験をAIに積み重ねていきましょう。