楽器演奏に携わっていると色々なところで演奏する機会があります。
幼稚園の園舎でたくさんの園児の前で演奏することもあり、子どもたちは大人以上に真剣に聴いてくれます。
こちらも誠意を持って応えていかなければなりません。
いも掘り遠足もスイートメモリー
私は小学校に通うまでは幼稚園に通わせてもらっていました。
当時の記憶の一つにあるのは、お遊戯会で全身白タイツと白い箱を肩から着て松田聖子「スイートメモリー」にのせて踊っていたこと。
こうやって文字にしてみて改めて考えてみると、こんな思い出おかしいですよね?
きっと他の連想記憶と混同してしまっているのかも。
文部科学省と厚生労働省に加えて内閣府も連携
幼稚園と保育園の区別がわかりにくいなとよく感じます。
高校と同じように義務教育化されているというところもあって、より一層混乱してしまいます。
法律上の義務教育は小学校と中学校。
その小学校に上がるまでのうち、幼稚園は3歳からで保育園は生後0歳から。
保育者に必要な資格、保育費用、給食提供の要否、管轄省庁と違うところは実はたくさんあります。
ですが、外部からだと違いは全然分かりません。
少子化対策の対象ってどの年代?
NHKによる衆議院選挙候補者向けのアンケート「少子化対策で最優先すべきこと」で回答があった選択項目のうち、「若者の所得向上や雇用環境の改善」を選んだのは51%。
そのあと「教育の実質無償化」「子育て世帯に対する経済支援の強化」「仕事と育児の両立に向けた働き方改革」と続いて、「保育サービスの充実」は1%のみでした。
幼稚園と保育園の対象年齢・保育費用・給食提供の要否のいいとこ取りとして作られた「認定こども園」というものもあります。
しかしいいとこ取りとは保護者側から見た要望。保育者側の事務負担は大きくなっていると言われています。
大切であろう他の優先項目に比べて大きく差を開けられていることは、その年代の子どもを育てている親御さんにとってはもどかしいことでしょう。