親父ギャグを言える人はとても頭が賢い。
周りから期待されている雰囲気を即時に感じ取って、堂々と人前でそれを言ってのけます。
それはミュージシャンや舞台俳優のアドリブかのようです。
地図アプリなら建物やお店の名前で
ヒトの脳の下部にある側頭連合野(そくとうれんごうや)が発達することによって「連想記憶」ができるようになります。
「連想記憶」とは記憶されているデータの位置をアドレス(番地)で示すのではなく、データの一部に関連した情報を連想して位置を探し出す方法のこと。
ケーキ屋さんに行くのに「〇〇3丁目1−2」と覚えるのではなく、「商店街の中の理髪店の隣」という覚え方です。
特に男性の30歳代から50歳代にかけて発達していきます。これこそサラリーマンの働き盛りと言われる年代の所以。
その後、理性と感情をコントロールする前頭葉が加齢とともに萎縮。
思い付いた言葉は自分の中で抑えられずに発散されてしまいます。
ただ、それは思い付く言葉があるという前提です。
50歳代までに作られる「連想記憶」という土台が無ければ、その言葉自体が存在し得ません。
私は尊敬しています
親父ギャグに悪いイメージを持っている人は、ギャグを言える人の頭の回転の良さに対して妬みを抱いてのこと。
私はそんなものに妬みを持つことなんてできません。
「自分の前頭葉はまだまだ現役ですから」とか「そもそもオヤジではありません」と言うように、自分だけカッコつけようと思っているわけではありませんからね。
もうそんなお歳に
宮坂さんもそろそろ親父ギャグを期待(もしくは敬遠)されるほどの年代に差し掛かりました。
職場では若者を指導する立場として、時には厳しく接しなくてはなりません。
自然と親しみにくく近寄りがたいと思われていきます。
それを打ち消そうと「場を和ませたい」「相手と距離を縮めたい」「自分のユーモアをアピールしたい」という宮坂さんの心理が、ビンビンと若者に伝わっていきます。
そんな宮坂さんへ。
ハイレベルな親父ギャグをいくつかお教えします。サイトも紹介しますので、ぜひ使ってみてください。
- 「神社で呑むジンジャーハイボール」
- 「太陽が眩しくて目が痛いよう」
- 「内容が無いよう」
- 「TOKIOが空を飛び、時を超えた」
株式会社キッズスター「ごっこランドTimes」 https://gokkoland.com/articles/516
ギャグの言えるオヤジへ
オヤジは年齢を重ねるにつれて、冗談やユーモアのある一言で親しみやすいと思ってもらいたいのです。
私には「連想記憶」という土台はまだありません。
このブログという場がその土台を作ると信じて、これからも続けていこうと思います。