社会人になって何かしらの仕事を始めれば、その仕事が自分にとって一番の適職なのかという疑問はいつも気になるものです。
どんなふうに仕事をしますか
自分で選んだ仕事に就けたとしても急に不安は解消するとは限りません。
親から事業を引き継いだとしても、その事業を続けていけるかどうかはわかりません。
事情があってやむなく嫌いな仕事をする羽目になったなんて人もいます。
でもせっかく仕事をするのならどんな仕事であっても「たくさん社会貢献がしたい」とか「億万長者になりたい」など、何かしらの理念目標があってもいいでしょう。
ちなみに、趣味で仕事を始めたという少数派の宮坂さんが想うこれからの夢は「時代の寵児」です。
あなたが思うより健康です
経済産業省のホームページに「ローカルベンチマーク」というツールがあり、これは「企業の健康診断を行う」ために作られています。
私は「企業が健康診断を受ける」とはどういうことなのかがすぐには理解できませんでした。
「健康診断」という言葉を見てもピンと来なかったのは、おそらく若くて健康に悩みの無かった頃のいち個人としての感覚です。
しかしその後、年齢を重ねればいずれは健康が気になっていくもの。
これからも健康に生きていきたいという気持ちを思うことと同じなのだと整理がつくと、初めてローカルベンチマークの存在意義がわかります。
仕事をする理由をも考えさせられるツール
この「ローカルベンチマーク」を作ろうと思っても、とてもたくさんの項目があって一度に作るのはなかなか大変です。
それがほんの一部分であったとしても作った部分だけは健康かどうかを自分で理解でき、健康ならばこそできる新しい仕事や方向性が思い浮かびます。逆に健康でなければその改善に努められます。
そして、それが外部にも伝えられるようになります。そうすれば協力支援も期待できるようになるでしょう。
ただただ外部のためだけに働ければいいわけではなく、「自分にとっての夢や目標を持ちなさい」と応援してくれているような気持ちになりました。
経済産業省「ローカルベンチマークガイドブック(企業編)」
中小企業庁「マンガでわかるローカルベンチマーク」