プレイヤーの並びが戦術に

 昨夜、プロ野球パ・リーグで福岡ソフトバンクホークスのリーグ優勝が決まりました。おめでとうございます!

 ここで取り上げるのなら相当なファンなのか?

 と思われそうですが、堂々と言えるほどファンではありません。

 ただ自分が好きで長年暮らしている九州福岡のプロ野球チームですから、それだけでも注目はしてしまいます。最近は調子がいいのかなとか。

 相手チームがアウトになって優勝が決まった瞬間、選手全員がピッチャーのところに集まります。

 そこまでが遠い外野手もいつもより全力疾走で向かいます。みんなと早く集まりたいからです。

目次

スポーツ競技での選手の並び方

 サッカーと野球のどちらの種目も、その時のゲームの動向で監督や選手で自由に裁量が認められています。

1 サッカー

 サッカー(Jリーグ)はキーパー以外の10人には特に規定はありません。

  サッカーJ リーグ https://www.jleague.jp/sp/a-to-z/position/

2 野球

 守備の人数が9人と決められている他は、各塁近くを守る「内野手」に対してのみ規定があります。

 外野との境界線より前に、そしてそのうち2人ずつは二塁ベースの両側に位置します。

   日本野球規則委員会公認野球規則5.02守備位置(c) https://npb.jp/npb/2024rules.pdf

 今年夏の高校野球ではこんなことがありました。動画だと特に後半部分が感銘を受けたところです。

   西日本新聞WEB版「西スポ」 https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/854887#a

音楽においても

 オーケストラや吹奏楽など音楽の演奏でも、演奏者が座る並びの考え方がたくさんあります。

 しかしここでは裁量どころか、何にも規定はありません。

 綺麗に楽器や声が観客に届く、あるいは混ざり合えばどんな並びでもいいと。

 私も吹奏楽の演奏に加わるときは色々な並びを試してみたいと思っています。

 バスクラリネット(大きくて低い音が出る楽器です)という楽器を吹くときは実際には端っこが多いのですが、まるで戦国総大将のようにど真ん中に鎮座することもありました。

 大砲を打ち込んで「者ども、突っ込めー!」と言わんばかりに。

居場所にこだわりすぎかも

 在宅勤務やリモートの普及が「フリーアドレス」のオフィスを生み出しました。

 反面、並びが変わると落ち着かないという意見を聞くこともあります。

 上司の立場なら、部下のことが把握しづらくなるとも思うでしょう。

 音楽演奏の場面でも、位置が変われば自分の耳に入ってくる音が変わってしまうという人がいます。

 しかしデスクワークでもスポーツでも音楽活動でも、環境はずっと不変ではありません。

 起こり得る環境の変化に少しずつでも、そして余裕があるうちなら自分のペースに合わせて挑んでみたいです。

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