この答えをこのように表現した人がいました。
「租税は文明(社会)の対価である」
これはアメリカで20世紀前半に最高裁判所判事であったオリバー・ウェンデル・ホームズ・ジュニア氏の言葉です。
☆国税庁 税の学習コーナー「暮らしの中の税(まとめ)」 https://www.nta.go.jp/taxes/kids/oyo/page04.htm
さすがは名門京大

この言葉を受けて、現在九州大学大学院の准教授や京都大学法学部の教授を務めている田中昌国氏が論説しています。
租税について反対の考え方がありつつも、それを踏まえながら「租税は私達が文明社会に生きていくためには不可欠なもの」とする租税法をどのように適用すべきなのか。
これを考察することがこの研究の魅力だと言っています。
☆京都大学法学部・法学研究科 教員紹介 https://law.kyoto-u.ac.jp/kyoin/message/koho/koho03/
税金の種類と分類
税金は古代から存在し、時代とともにその形を変えてきました。
また国によって税制は異なり、課税の対象・徴収方法・税率などに違いがあります。
そんな中で日本では、大きくくくるとこのようになります。
*誰がどんな方法で納めるどうか
→「直接税」と「間接税」に区別
*どこに納めるか
→「国税」と「地方税」に区別
*何に対して課税されるか
→「所得」か「消費」か「資産」のうち、どれに課税されるのか
公共サービスのために
私たちが納めた税金はさまざまな公共サービスの提供に使われています。
例えば、道路・橋・教育・医療・警察や消防などの安全対策・ゴミ処理・上下水道の整備などの日常生活に欠かせないサービスが税金によって支えられています。
税金の使い道は国や地方自治体の議会での予算編成の審議を経た後、上記に挙げたさまざまな分野に配分されるのです。
このように、税金の使い道は民主的なプロセスを通じて決められています。
今回の内容は高校生向け

国税庁の税の学習コーナーにある「暮らしの中の税」にて、私たちの生活と税金の関わりについてわかりやすく解説されています。
税金の仕組みや役割について理解を深めていただくために、まずはこちらからぜひご覧になってみてください。
もしかしたら、ここが京都大学への第一歩になるかも?
☆国税庁 税の学習コーナー「暮らしの中の税」 https://www.nta.go.jp/taxes/kids/oyo/page01.htm