議決の迅速化と新しいモニター(参議院)

 参議院本会議における表決方法には「起立採決」「記名投票」「異議の有無」「押しボタン式投票」の4つがあります。

 このうち押しボタン式投票は1998年(平成10年1月)の第142回通常国会から導入されています。

☆参議院のあらまし https://www.sangiin.go.jp/japanese/aramashi/keyword/osibotan.html

目次

まもなく投票結果の発表です

 この導入によって議案に対する議員一人一人の賛否を明らかにし、議員の政治責任をより一層明確にできることや情報公開及び表決の迅速化を図ることができるようになりました。

 この投票結果は時を置かずに参議院の議場での他、ホームページにも掲載されます。

いつかは取り替えしないと

議長席の後ろがたしかこんな感じ

 しかし導入から27年近くが経ったことで表示が一部欠けるなど経年劣化が目立つことから、議院運営委員会は表示盤の刷新を決めました。

 新型の表示盤は高精細な8K120インチモニターを採用します。

☆虚構新聞「参院、議場モニターで収益化」 https://kyoko-np.net/2025051301.html (このニュースは虚構です)

☆マイナビニュース プラスデジタル「シャープが120型8K液晶ディスプレイを発売、1,450万円」 https://news.mynavi.jp/article/20200909-1292465/

プレゼン資料の投影にも最適

 このモニターは細かな明暗表現に優れたHDRにも対応しているとのこと。

 HDRとは「High Dynamic Range」の略称で、映像の明るい部分と暗い部分の輝度差を広げることでよりリアルで鮮やかな映像表現を実現する技術です。

 以前の技術よりも広く明るさの幅を表現できるため、より自然な映像になります。

 高齢の議員でも投票結果が大きくくっきりと見やすくなるでしょう。

☆EIZO株式会社「よくわかる、HDR徹底解説!」 https://www.eizo.co.jp/eizolibrary/color_management/hdr/

広告も流すのですか?

 そして、高性能モニターを活用した動画広告を導入することも委員会にて了承されました。

 投票結果を表示する前に1分間のスポンサー広告を入れることで収入を見込んでおり、社会保障費や国債費に充てる予定です。

 これについてはゼネコン・商社・出版社など大手企業から出稿の問い合わせが相次いでおり、広報担当者は「議員の多くが富裕層なので広告単価も高く設定できる」と期待を寄せています。

 記事の中の「今後は睡眠時間にも配信を検討」とはちょっと言い過ぎ。寝てたら動画も見られませんから。

☆虚構新聞「参院、議場モニターで収益化」(再掲) https://kyoko-np.net/2025051301.html (この段落も当然虚構です)

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