本日2月23日は税理士記念日です。
こんな日に考えるべきことをひとつ思いつきました。
税理士登録が叶ってお知り合いの方に名刺を渡せるようになると、今度は税理士に対しては皆さんからどんなイメージを持たれているのかが気になってきたのです。
いいイメージ
税金や会計のプロフェッショナルとして、企業や個人の財務管理を支えてくれる。
数字を扱う、慎重で正確な仕事ぶり。
節税対策によって適用できる控除や特例を活用し、税負担を減らせる。
税務調査の指摘を受けないよう税務リスクを回避し、適正な処理をアドバイスしてもらえる。
経理や税務処理の手間を減らし、事業に専念できる。
財務分析や資金繰りの相談などの経営戦略に関与してくれる。
悪いイメージ

顧問料や税務申告の報酬が高額なため、特に小規模事業者にとっては負担が大きい。
単なる申告代行業務に終始してしまい、経営アドバイスまで踏み入れない。
一般の人には内容が伝わらないような専門用語の多い説明。→この点については、税務署勤務だった頃もよくよく注意を払うように言われていました。
会計ソフトにおまかせ

上記の中で一番印象に残る点は「記帳や申告の代行業務に終始」してしまうことです。
これでは手続き屋と思われても仕方がありません。
税理士が単なる申告代行に終始してしまうのなら、税理士を活用しなくても事業者自身で解決できてしまうかもしれません。
「弥生会計」「freee」「マネーフォワード」などのクラウド会計ソフトを使えば、仕訳や確定申告をある程度自動化できます。
国税庁の申告書作成システム(e-Tax)https://www.e-tax.nta.go.jpを使えば、確定申告もできます。
一個人事業者である私自身も何の計算もせずに、すぐに申告書の作成までたどりつきました。
そして商工会議所でも無料で税務相談を受けられる機会があります。
こちらの方向に進みたい
最近では税理士も経営コンサルタントのように「企業のパートナー」としての役割が求められ、親しみやすく相談しやすいスタイルを打ち出す税理士も増えていると聞きます。
事業や目標に共感し、応援してくれる存在だと安心感が違います。
そういう税理士と出会えると相談がしやすくなりますし、事業者としてのモチベーションも上がるでしょう。
売上や現金収入を増やすことに貢献できる税理士と言ってもらえるようになれば、こちらも大きくモチベーションが上がります。
税理士は国家資格であるため、景気に左右されにくい専門職としての安定感があります。
とは言っても、私はまだ訓練もできておらず実績もありませんので大それたことは言えません。
それでももし自分の存在で安心をしてもらえるのなら、あとは堂々と顧問先の方々に立ち向かうのみ!