今年のプロ野球日本シリーズは横浜DeNAベイスターズが優勝しました。
ベイスターズのファンの皆さん、26年ぶりの日本一おめでとうございました。
ソフトバンクホークスファンならびに、ヒーローインタビューがテレビ中継の途中で切れてしまった桑原将志選手のファンの皆さんは残念でした。
「日曜劇場は9時30分からお送りします」と数分前にテロップを出してしまってましたからね。
三浦大輔監督のインタビューが長すぎたのかな?
セ・リーグ3位からの下剋上
ホークスはダイエー時代からの日本シリーズの連続優勝が8回でストップ。
さすがに毎年日本シリーズに出場していなくても、出ればいつも日本一という印象がずっとありました。
公式戦後のポストシーズンに限っては13連勝中という記録も今年第3戦で途切れたところから「あれっ?」とは感じていました。
第2戦が終わった後と今日の朝日新聞朝刊に報道された桑原選手の言葉とされる
「あの試合(巨人とのクライマックスシリーズ最終戦)のように、負けたら終わりという気持ちで戦っているのか。」
「僕はそう感じなかった。」
「腹立たしかった。」
という言葉について本人は「言っていない」と昨夜のヒーローインタビューで否定していましたが、ソフトバンクの王貞治会長に「執着と執念が強かった」と言わせるほどに鬼気迫る思いが大きかったのでしょう。
バックネット裏から何か聞こえる
第3戦では横浜DeNAベイスターズの東(あずま)克樹投手から、「指笛を止めさせてほしい」という審判へのアピールがありました。
確かに野球で指笛はたまに聞いたことがあります。
それが聞こえてくるたびに、「できないけど僕もやってみたいなー」と羨ましく思っていました。
何せ、セミにもなれないノンプロの私もミュージシャンの端くれなので。
聴こえてくるのは指笛ばかり
高校野球の全国大会に出場する沖縄県代表の高校の応援でもよく聞かれます。
そして年に1〜2試合しかない那覇市でのプロ野球の試合でも、たくさんの指笛が鳴っていました。
私はラジオで聴いていただけでしたけど、マイクの前で話しているはずの実況アナウンサーと解説者の声がかき消されていました。
スーー、スーー…
今、指笛をやってみました。自分の部屋でですよ。
両手の人差し指と中指を横から口に咥えても鳴らなかったので、人差し指だけにしたり片手の人差し指と親指を咥えてみたりしてみました。
聞こえるのはほんの少しの甲高い音と掠れた息のみで、とても外では響かせられません。
さらに調べてみると、投球時に指笛を鳴らすのは投手の集中力を紛らす迷惑行為であるとの意見がありました。
日本シリーズMVPには第2戦から第6戦の毎試合で打点を上げ、シリーズ合計9打点となった桑原選手が選ばれました。
しかし堂々と指笛をやめさせて集中を保ちながら後続の打者を打ち取った東投手も、その後のベイスターズ4連勝のきっかけを作った功労者だったかもしれません。
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