サラリーマンの宮坂さんは仕事ができる割にはどうも休みがちで、その都度の電話連絡がいつも申し訳なく感じていると言います。
過去に大病を患って以来、手術を受けて退院してからもう何年も経っています。
しかしその後も長らく服薬指導が続いているために、本人の中ではなかなか大病への不安を払拭できません。
早くテレワークに移行してくれればどれだけ楽になるだろうとずっと思っていますが、宮坂さんの職場にテレワークが導入される見込みは当分無いようです。
テレワークが進まない要因
対面コミュニケーションの重要性は改めて見直されています。
これは創造的なアイデアを生むための雑談や信頼関係を築くためにはとても重要なものですから、製造業・医療・接客などの業務ではリモートを利用することは困難です。
仕事の進捗管理や評価も難しいと言われ、どうしても対面でのマネジメントを重視する企業も多いです。
それが理由でしょうか、GoogleやAmazonなどアメリカの大手企業ではオフィス勤務を増やす方針に転換しています。
これがきっかけになってほしい
優秀な人材を確保しようとするためには、柔軟な働き方の提供が必要です。
それは仮想オフィスやAIの技術を進化させることによって業務を管理できるようにすれば、リモートの生産性が向上できるようになります。
労働者の満足度や健康を重視する「ワークライフバランス」を考慮しながら対面とリモートを並立させましょう。
どちらか選べると嬉しいな
業界・職種・企業文化によって今後も対面業務は一定の割合で残っていきながら、テレワークもこれからさらに進む可能性は大きいと思われます。
全体的には並立するハイブリッドワークの形態が主流になるでしょう。
もう8時間勤務は長いよ

「1日8時間、週5日勤務」との考え方が最近は成り立たなくなってきているとの意見がXで投稿されています。
☆ABEMA TIMES「1日8時間×5日勤務はもう無理?背景に“脳疲労”?」「朝型&夜型にゲノムも…“早起きは三文の徳”は嘘?」 https://times.abema.tv/articles/-/10162202?page=1
短時間とはいえ残業が当たり前となっていると、そもそも8時間労働が長いのかどうかさえ考えることなく過ごしてしまいます。
もしかしたら、ずっと前から脳は悲鳴を上げていたのかもしれません。
このネットニュースを見た宮坂さんは涙ながらに「これまでのモヤモヤは自分だけではなかったんだ!」と言い、勇気づけられたとのことです。